電報の弔電とスパイ事件 2
みなさんも電報 弔電などを打つ際に電報を利用することがあると思います。
わたしたちの生活に欠かせない、そんな電信の歴史を紹介します。
ゾルゲの収集した情報は、正確なものでした。
しかしこの決定的な弔電のような電報情報をソビエト指導部は信用せず、無視してしまいます。
スターリンは、
「ドイツはヨーロッパでイギリスをはじめ連合国と戦っている。
第一次大戦の教訓をふまえても、ソビエトを侵攻し二つの方向で戦う無謀な戦争をドイツがはじめるはずがない」
・・・と確信していました。
ゾルゲがドイツ人の血を引いていることも、モスクワの指導部に不信感をもたれていたのです。
ゾルゲの情報通り、6月22日未明、ドイツ軍は突如ブインランドから黒海に至る長大な戦線において空陸一体の攻撃を行ないます。
ブインランド、ルーマニアなどの従属諸国の軍隊を含む150箇師団の大軍をもって一斉にソビエト領土に侵入。
ソビエトは組織的な戦闘ができないまま、初戦に大敗を喫してしまいました。