弔辞で心掛けることと電報

1本の弔辞によって後々まで心に残るような感動を経験した方もあるでしょう。

葬儀は、人間一生の終焉の儀式であり、最も厳粛な儀式です。

その中で行なわれる弔辞は、死者に捧げる永遠の別れのスピーチです。

したがって、他の儀式や行事では許されるわずかの失言も許されません。

それだけに、よほど周到な配慮をもって準備されなければならないのです。

これは仏式であれ神式であれ、またキリスト教式であれ、変わりはありません。

まず文章を練って草稿を作りますが、ここで大事なことは、死を悼み、嘆き、惜しむ気持ちを率直に表現すること、感情におぼれないこと。

どんなに親しいなかでも、故人の尊厳を傷つけるようなことのないよう注意すること。

遺族の思いや立場を考え、生々しい死の状況や公表されない死因などにはふれないこと。

故人に対する自分の立場に立ったスピーチを心掛けること、長くなりすぎないこと、などです。

これは電報 弔電にもいえることです。

長くなりすぎないように気をつけましょう。

ikiu.jpg

お通夜での挨拶と電報での弔電

霊前で焼香したのち、お通夜の席に残るときは、通夜の手伝いにきている人や、世話役の人にも、「皆さまご苦労さまです」とあいさつをします。

通夜の席では故人の思い出などを静かに語リ合います。

とくに故人のやさしい人柄や、多くの人から慕われていたことを表すエピソードなどを述べます。

決して声を高くせず、おかしいエピソードにも高笑いはいけません。

隣同士の私語も慎みましょう。

電報 弔電を送る際にも、言葉選びには気をつけましょう。

ki02.jpg

死亡の通知とお悔やみの言葉

死亡を通知する側は、丁重に故人との生前の交際に対する礼を述べ、死亡日時や通夜、葬儀の予定などを正しく伝えます。

お悔やみにすぐ駆けつける人は平服でよいし、香典も不要ですが、お悔やみは心から述べなければいけません。

弔意を述べたあと、お役に立つことがあればお申しつけください、と話します。

「返すがえすも残念」など、重なる言葉や繰リ返す言葉は、忌み言葉ですから使ってはいけません。

これは言葉としてだけでなく、電報 弔電の文面でも同じことです。

mo.jpg

お悔やみの手紙の書き方

訃報をあとで知った場合でも、知らせを聞いたらすぐに電報 弔電やお悔やみの手紙は出したいものです。

頭語、時候のあいさつは省き、すぐ本文に入りましょう。


・例文・

半年ほど前のことだったでしょうか、お母様がお病気で入院なさったと伺いましてから、どんなご様子かと気にかかりながら、ご無沙汰申し上げておりました。

亡くなられたことも存じ上げず、本当に申しわけない思いでいっぱいです。

学生のころ、泊まりで遊びに行ったときにいただいた夜食の手料理の味が忘れられません。

あのころのやさしい笑顔を思い出します。

あなたの深いお悲しみ、心よりお察し申し上げます。

ご悲嘆とお疲れのあまり、お体をこわしたりなさいませんよう、くれぐれもお大事になさってくださいませ。

心よりお悔やみ申し上げます。

気持ちを伝えるには

電報 弔電は、ただ文字を並べるだけでは弔意を伝えることが難しいです。

わたしは電報局の指定文章は使ったことがありません。

所詮は無表情な文字が続いているだけで、結婚式でも、葬儀でも、その他大勢で片付けられてしまうからです。

わたしはこれまでいろいろな結婚式や葬儀に参列してきましたが、感動する文というものにはほとんど出会うことがありませんでした。

17文字や31文字の俳句、短歌という世界唯一の短詩型の芸術を持つ国の人が・・・

と、不思議でなりません。

もっと、気持ちを素直に文字にすることをお勧めします。

形式にとらわれず、型にはまらず、工夫してみたらどうでしょう。

先月、友人の結婚式で、新婦の父親宛に来た電報には感動しました。

「嬉しさも 半分なるや 花嫁の父」

嬉しいけど、嬉しさも半分くらいかい?という、新婦の父の友人のひやかしと、優しさにあふれたこの短い文章。

とてもいい電報ですよね。

忌みことばとは

計報というのは文字どおり突然に訪れます。

死去の知らせを受けたとき、何をおいても弔問するのが礼儀。

でも、何かの都合ですぐには出向けない、遠方で列席できないということもあります。

こうしたとき、まず電報 弔電を打っておきましょう。

ただ注意してほしいことは、お悔やみの電報、簡単なものでよいのですが、忌みことばに注意することがあります。

代表的なものを挙げますと・・・

また ふたたび 重なる なお またまたなお かえすがえす かさねがさね じゅうじゅう 追って 迷う 浮かばれない

といったことばがあります。

迷信といってしまえばそれまでですが、悪いこと、不吉なことを連想、あるいは二度と起こすことのないようにという配慮がこめられてのものです。

葬式の流れ

意外と知らなくて、なかなかしっかり知ることができない、人が亡くなってから、そして法要までの流れ。

ここで確認しておきましょう。


・亡くなってから葬儀までの流れ
(死亡宣告から葬儀・告別式を終えてから火葬まで)
医師による死亡宣告→死亡届提出→通夜→葬儀・告別式→火葬→還骨法要


・初七日から年忌法要まで
初七日→四十九日・忌明け→納骨→初盆→年忌法要


というのが大きな流れです。

まずは医師による死亡診断書が出されたら、親しい友人や親戚などに知らせましょう。

そして、喪主を決めて、葬儀会社やお寺などに連絡します。

通夜や葬儀の日程は葬儀会社やお寺などに決めてもらいます。

葬儀会社に連絡したら、見積もりや遺体の搬送などの相談をします。

その後、退院手続きをして死亡診断書を受け取り、入院費の精算を行います。

遺体を安置する場所を決めたら、お寺に連絡して枕経をあげてもらいます。

そして戒名を決め、納棺を行います。

電報 弔電を送るのは、事前に知らされていてもタイミングを計って送ります。


いざとなるとなかなかパニックになってしまって動けないこともあります。

あらかじめ知識としてしっておくのもいいかもしれません。

悲しい中、これだけやることが遺族の方には多いので、気遣うことも必要ですね。

新しい弔電?

最近では弔電事情もかなり変わりつつあるようです。

「弔メール」というサービスがあり、これは従来の電報 弔電という形式ではなく、インターネット上から簡単・無料で、お悔やみの気持ちを送ることができるサービスなんだそうです。

今までの弔電では数が多くなってくると紹介を割愛することもありますが、この「弔メール」では送信されてきたメッセージを大型ディスプレイに表示させますので、読み上げなくても会場にいる人に見てもらうことができます。

このようなお悔やみを伝える方法もあります。

家族葬と弔電

最近ではよく、家族葬や密葬などがよく行われていますが、そのような場合、家族の弔電というのは必要なのでしょうか。

私自身の経験では家族葬のときに弔電や香典に関しては迷ってしまい、結局電報 弔電も打って、香典も贈ってしまいました。

マナーや慣習としておかしくないか再度調べてみました。

そもそも、家族葬というのは、基本的に親族とごく親しい人の間だけで、葬儀を行うことを指すそうです。

密葬は、家族間で葬儀を行ったあと、本葬を行いますので、家族葬とはまた違ったものになるということになるようです。

密葬の場合は、本葬のときに弔電や香典を普通に送ることができます。

家族葬の場合は、家族だけで葬儀を行ってしまうので、それ以外の人が弔電や香典を贈るということは基本的にできません。

ただ、家族葬の場合でも、香典はお返しがついてくるものですので、喪主や遺族の方に負担となってしまうことあります。

ただ、弔電の場合は、むしろ贈ってしまっても失礼にはならず、贈ってくれた人の心遣いが嬉しかったということもありますので、あながち失礼にはあたらないかと思います。

弔電を申し込むには?

弔電の申し込み先は電報会社となっています。

電報 弔電を扱っている会社は、NTT(西日本、東日本)、おくやみネット.com、ハート電報、郵便局のレタックス、VCネット電報、電報屋のエクスメール、WEB電報、For-Denpoなどがあります。

弔電の申し込み方法は電話でオペレータに口頭で伝える方法と、インターネットから申し込む方法、携帯電話から申し込む方法もあります。

電話で申し込むときは、表題やあて先、メッセージ、差出人の情報をメモにしておくと間違いが減ります。

祝電と違い、弔電は突然の場合がほとんどですので、急な場合に対応しやすいインターネットでの申し込みをオススメします。

24時間対応していて、オプションも豊富です。

また文章やデザインなどを確認しながら申し込みできますので、間違いもないでしょう。